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2019.10.18

『 ピーナッツ 』

国内産のピーナッツは9月下旬頃に収穫され、10月に旬を迎えます。ピーナッツは約1600種もの品種があると言われています。
それぞれ品種によって風味が異なるのでお気に入りを見つけてみてください。

ピーナッツに含まれる栄養素

◎ビタミンE◎
抗酸化作用があるため、体内の酸化を防ぎます。 動脈硬化などの生活習慣病を予防する働きがあります。
◎リノール酸◎
体内で作る事が出来ない必須脂肪酸の 1 つです。血中コレステロールを下げる働きがあります。
◎オレイン酸 ◎
LDL コレステロールを増加させず、HDLコレステロールを減少させない脂肪酸です。 オリーブオイルやなたね油にも多く含まれています。
◎レスベラトロール◎
ピーナッツの薄皮に含まれるポリフェノールの1種です。 抗がん作用やメラニンの生成を抑える美白効果が報告されています。

ピーナッツの保存方法

ポイントは密閉出来る袋に入れてしっかり空気を抜くことです。
質の野菜室を避け、冷蔵庫や冷凍庫での保管が良いでしょう。
低温保存から戻すときは結露しやすいので密封状態でしばらく常温に置 いておきましょう。常温保存の場合は早めに食べるのをオススメします。

薬膳でのピーナッツ

中国では八角・花椒・塩の調味料と一緒に煮てそのまま食べたり、それを乾燥させて「五香花生米」という有名なおつまみにしたりします。
またピーナッツを炒めたり、揚げたりして熱いうちに砂糖ときな粉をまぶしたものも甘くて美味しいおやつになります。
煮てよし、焼いてよし、炒めてよしと、ピーナッツは万能の食材として親しまれているのです。  

ピーナッツを常食していると、体内の活動を活発に保ち、 老化を防ぐ効果もあるので、中国では「長生果」(長生きする果物)という別名も付けられているそうです。
ピーナッツの効能は中医の薬膳にはとても重宝なものです。
例えば、ピーナッツには補血作用があるので貧血の治療の補助として使われ、各種の出血症に対しては薄皮の止血作用がある程度効果があると認められています。
また、ピーナッツを米酢に漬けたものを毎日10~20個食べると、血圧を安定させて高血圧にも効果があります。 黒砂糖と一緒に煮たものは糸球体腎炎の治療に使われているそうですよ。  

☆おすすめレシピ☆

ほうれん草のピーナッツ和え

ピーナッツを炒める事によって香ばしい風味を味わうことができます。
ピーナッツの食感を楽しみたい方は大きめに砕き、滑らかな口当たりが好みの方はしっかり擦ってお楽しみください。
【材料(2人分)】
栄養価(1 人分) エネルギー:120 kcal 食塩相当量1.4g
【作り方】
1.ほうれん草を洗い、沸騰したお湯に入れ 1 分程ゆでた後、水にさらす。
2.人参・こんにゃくを3cm程度の短冊切にしてそれぞれ2~3分ゆで、ざるにあげ水気をきる。
3.ピーナッツはフライパンで焦げ目がつくまで炒める。
4.3のピーナツをお好みで麺棒で砕くか、すり鉢で擦る。
5.1の粗熱が取れたら、水気をきり根元を落として、3cm幅で切る。
6.ボウルに砂糖と醤油を合わせておき、そこにほうれん草・ピーナッツ・ 人参・こんにゃくを入れ、しっかり和える。
7.お皿に盛り付けたら完成☆

 

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